視察研修に行ってきました。〜農商工連携と環境・エコ〜
2012年11月26日(月)さる11月16日(金)、佐世保異業種交流協会(会長:田中省二/(株)タナカ綜合環境設計)の視察研修会に参加しました。
テーマは「農商工連携」と「環境・エコ」ということで、農商工連携ではコッコファーム(熊本県菊池市)へ。そして環境・エコでは南関セキアメガソーラー発電所へ。
最初に訪れたコッコファームは小さな卵の生産直売所から始まって今では年間の売上23億以上という規模にまで成長している企業です。

コッコファームのたまご庵(物産館、レストラン、コミュニティーホールなどからなる複合施設)

バナナ園もありました。(卵の殻に含まれるカルシウムがバナナの成長には欠かせないらしいです)

コッコファームの卵。お土産に6kg(2箱)買って帰りました(笑
自社で生産した安全な卵の販売はもちろん、卵を使った2次産品の企画・生産・販売、地元の人材育成・活用などまで行っておられます。事業の理念のコアには農業振興、地域貢献というものがきちんと浸透していて、素晴らしいです。
なかでも広告屋として注目したのが広告展開。「自社の商品をより広く知っていただかなければ、購入していただけない」という考えのもと、テレビCMや情報誌の発刊などをきちんと行っている部分です。
広告しなくても商品が良ければ(口コミ)などで売れる、というのはよほど運が良くなければ(全国ネットのテレビで紹介されるとか)実現しません。そもそもそんなことは宝くじを当てるくらい確率が低いことですし、テレビで紹介される商品もある程度地元のメディアで取り上げられる(=コネクションがある)ようでないと難しいものです。
良い商品を生産していることはもちろんですが、目的を達成するために広告をきちんと活用しているからこそ、ここまで成長できたといえるでしょう。(CMを始めたエピソードが下記の情報誌に掲載されています。画像をクリックするとPDFファイルが開きますのでご一読ください。ちなみに毎月発行している情報誌は社員さんの手作り(デザイン・編集)だそうです)
そしてお昼ご飯はコッコファームの販売所内にあるレストランで。

コッコファームのオムライス。ふわふわ卵がとっても美味しゅうございました。
で、お次はメガソーラー。こっちは広告屋的にはあまり...でした。(会長すいません)

東京ドーム2つ分の広さらしいです

説明をしていただいた女性の髪型がアバンギャルド。真ん中が田中会長。
参加者は多くなかったのですが、なかなか充実した視察研修でありましたので、来年はもっと多くのメンバーで活けたら良いなと思います。
みなさん、お疲れ様でした!
コッコファームのホームページ >> http://cocco-farm.co.jp/
南関セキア発電所の紹介サイト >> http://www.shibaura-group.com/mega/index.html