広告業界はかつてない不況(のようです)
2013年8月20日(火)こんな記事を見つけました。

帝国データバンクより
詳しくはこちら>> 特別企画 : 広告関連業者の倒産動向調査 http://www.tdb.co.jp/report/watching/press/p130801.html
う〜ん.....
「過去最悪」
「小規模倒産の増加傾向」
....
我が社は大丈夫なのだろうか.....(汗
まぁ、私は財務のことはあまりわかりませんが、今日も元気に仕事してますから大丈夫ですよ!!!わっはっは!!!
と空元気を出してはみたものの佐世保の街で景気の良い話は聞きませんし、広告業界も世の景気不景気に左右される部分もありますから油断はできません。
しかしそれ以上に思うのは、広告代理店というビジネスモデルってどうなんだろうということです。いや「広告代理店」という広義な意味ではなく「地方の広告代理店」「しかも(中)小零細」という狭義な意味です。つまり弊社みたいな会社です。
電通、博報堂のような大きな代理店さんと我々の大きな違いは何か?と考える場合、売上とかついているお客さんなどの規模が違うというのは当たり前です。それよりも大きな違いがあると私は個人的に思っています。
それが「ゼロから仕事を創り出す力」です。
広告代理店の大きな仕事はメディア(媒体)を売ることですが、既存の広告枠を売ったり、既に手を打っている広告に対する代替策を考えるのではなくて、全くゼロベースで仕事を創っていく力が圧倒的に違うのだと思っています。
例えばたこ焼き屋さんにファッションブランドを提案するとか、食品メーカーにレストランチェーンを提案するとかそんなの。(ちなみに上記は全くの私の空想で、事例があるわけではありません)
もちろん新しい媒体を提案したり、新しい着眼点で面白いCMをつくったりすることも大事で、そっちの方が売上の安定のためには欠かせないのですが、そういうのっていわゆる「レッドオーシャン」の闘いなのですよね。
どんぐりの背比べ状態から抜け出すためには、一度、広告代理店という枠から飛び出て、「自分たちがみなさんのビジネスにお役に立てることは何か?」ということをゼロから考えないといけないのだろうなあとボンヤリ夢想した夜。
おっと、もうこんな時間だ。もう帰ります。
written by イチロー@広告のアクセス