B-POPの時代がやってきましたよ
2013年4月18日(木)久しぶりの音楽ネタ。
昨日営業中のラジオ(NHK AM)でアイドル談義をやってました。誰が出演していたのかは全くわかりませんが、けっこうコアな話題もありまして私にはチンプンカンプン。
ですが向学のために聞いておりましたところ、K-POPでもなく、J-POPでもないB-POPなる音楽があるという話題に。
「B」はブラジルの略のようで、メンバー全員が日系ブラジル人とのこと。なるほど、新しい。ブラジルはBRICSの旗頭で経済発展がめざましいですし、ブラジルリアル投資ももてはやされています。しかも中南米のラテン系とインディオの混血の女性は私の好みとするところでもあります。
で、そのB-POPをやってるアイドルグループなんですがグループ名が「リンダIII世」というなんとも変な名前で、しかもメンバーの平均年齢が13.5歳というお子様たち。活動拠点はブラジル人が多いことで知られる群馬県と、ここまで聞くとビミョ〜な感じがします。低年齢化するアイドルブームに眉間に皺を寄せながらも、曲がかかったので聞き始めました。
それがこれ。
う〜ん、歌はお世辞にもうまいとは言えませんし、ビデオを見ると踊りも下手なんですが、サウンドプロダクションがなんとも私のツボにはまりました。
いいです、これ。調べてみるとブラジルのダンス・ミュージックで「ファンキ・カリオカ(バイレ・ファンク)」ってカテゴリになるみたい。
で、じゃあ、バイレ・ファンキってなあに?という話なんですが、これは、70年代に産まれたファンキが80年代以降、エレクトロ・ヒップホップやその進化形であるマイアミ・ベースの影響を受け、90年代から後はラテン・ヒップホップやハードコア・テクノ、ビッグビートなどの要素を無闇矢鱈と取り入れた結果できあがったディジタル・ダンス・ミュージック!
(ジェットセットレコーズより http://www.jetsetrecords.net/feature/52)
う〜ん、イントロの日本語をあたかもポルトガル語か?と思わせる様なとことか、ここんとこ流行中のエレクトロ風な味付けとか、何気にサンバもサンプリングされてたりと面白いですし、軽〜くアゲめなとことか、タイトルも「耳来世紀ブラジル」からとってるんだろうし、歌が下手なんでどうしても日本語が微妙な外国人女性が歌ってるっぽい感じとか、どれもツボで好きです。
あ、私はアイドルオタクとかそんなんではありません。でもアイドルブームにあって、ベタではないサウンドは好感がもてます。アイドルオタクさんとかには厳しいかも知れませんが。
そういや(元)アイドルっていうところで言えば、これも好きです。サウンドは別として、あらゆる面でリンダIII世とはレベルが違いますが。
written by イチロー@広告のアクセス