ゾウさんだいすき

2011年1月10日(月)

先日、NHKで「見せます!世界の教育番組2010 ~「日本賞」受賞作品~」という番組をやっていました。>>詳細はここここ

子供が生まれてからこの手の情報にはとても敏感になっています。本当、人間変わるものですねとつくづく思う今日この頃。

って、そういう話ではなく、そこで放送していた「ゾウさんだいすき」という番組。これは幼児向けカテゴリー(0~6歳向け)で、総務大臣賞を受賞した番組なのですが、これがすごく良かったので思わず書いています。(製作はドイツ/西部ドイツ放送協会(WDR))

なにがよかったって、それはこの番組のタイトルにもある「ゾウさん」のアニメがいい感じにかわいいのです。

ゾウさんだいすき

このマーカーで書いた手書きのイラストをストリームライン(今ならイラストレータのオートトレース機能か)で変換したようなうまいのか下手なのかわからないような微妙な線。緻密に描かれたディズニーアニメや狙ってヘタウマに描く日本のアニメとも違う、独特のタッチはなんともいえません。

このタッチにゴーサインを出したプロデューサーはすごい!

もちろん内容も「互いの違いを認め合う」とか「相手のことを思いやる」とかそういったことをわかりやすいアニメなどでさらりと表現しています。その辺りは多くの民族が共生するヨーロッパならではの、さすがの作り込みです。

でも私はやっぱり、このゾウさんの微妙なかわいさに賞をあげたいと思います。

NHKさん、これ放送してください。


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あくせく通信