僕たちが生きている世界はすでにSFを超えていると思う
2013年6月27日(木)
http://kids.gakken.co.jp/kagaku/keywords/080229.html
iPS細胞の臨床研究がいよいよ始まります。
iPS細胞、世界初の臨床応用へ 目の難病向け、国了承
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130626-00000036-asahi-sci
20年以上前、W.ギブスンのサイバーパンク小説が見せた未来はハイテクな臓器で人体をカスタマイズし、パワーアップさせるというものでした。

W.ギブスンのニューロマンサー
僕はいつかはギブスンの予言のようにニコンの眼球をはじめとした各種の臓器を買う未来が来るのかと夢見たものです。
しかし、現実は小説よりも奇なりとはよく言ったもので、テクノロジーはメカニカルでサイバーな領域を超え、有機的で人体そのものへと変容しようとしています。
ニューロマンサーだったかモナリザ・オーバードライブだったか忘れてしまいましたが、確か主人公のジョニーが脳内に埋め込んだチップで運ぼうとしたのは“たった”300メガのデータだったはず。その当時はそれでもジョニーの脳はパンクしてしまいそうだったのに。
iPS細胞が人体の一部として変容してしまう過程のデータを解析するとどれくらい になるのでしょう。想像もつきません。
僕にとってiPS細胞の描く未来は再生医療ではなくSFそのものです。そのうちもとの組織の能力を超える細胞が培養され、人体に移植される、そんな未来がすぐに来る気がします。もちろんそれは軍事利用が最初の一歩となるのでしょうけども。
この辺りの話はもう一度ギブスンやディックを読み返しながら、きちんと書いてみたいですね。というか20年後のテクノロジを自分なりに夢想してみたいと思います。
たぶん20年前に人類が夢想していた現代と、今の僕たちが夢想する20年後、おなじ20年という時間でも実現される未来はかなり違ったものになるのでしょう。もちろんアトムがすぐにできるとは思っていませんが、ひょっとしたらアトムを超えるロボットと共生する未来が現実のものとなっているかもしれません。
まぁ個人的には視力と歯を再生したいですのですが。(w
飲みながら書いてますので思考にまとまりのないところや乱文はお許しください。
writen by イチロー@広告のアクセス
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