活版の奥深さ

2013年11月5日(火)

長崎県東彼杵郡東彼杵町、歴史民族資料館で開催された、「東そのぎ活版公開展」体験ワークショプに行ってきました。

現在、絶滅状態の活版印刷。
しかし近年、女性を中心に人気を集め、静かなブームです。
印刷に関わる業界 約10年ですが、活版印刷を目にするのは初めてf^_^;でした。

東彼杵町歴史民族資料館01

↑ 鉄でできた活字を探します。1文字探すのも超〜大変!

東彼杵町歴史民族資料館02

↑ 丁寧に文字組をします。「チース」という黒い枠の中にレイアウト。「ジャッキクサビ」なとでスキマを埋めます。スペースなど文字間が難しかったです。そして「ジャッキハンドル」で版を固定させます。

東彼杵町歴史民族資料館03東彼杵町歴史民族資料館04

↑ 1990年代までよく用いられてきたという、「手フート印刷機」に版をセット。&手前に黄色い紙もセット。
 丸いインク受けに塗られたインクがプ〜ンといい匂い。

東彼杵町歴史民族資料館05東彼杵町歴史民族資料館06

↑ ガシャン!出来上がり。

 エンボス加工を施したような文字の凹み、輪郭がぼやける感じ…

この独特の味わい、んん〜イイ感じ!

 

今回の機材協力の元 九州荷札印刷株式会社 工場長 佐藤さんをはじめとする関係者の皆さん、

ありがとうございました。楽しいワークショップとなりました。

written by 山田

 

五島で活版印刷を守り続けている、女性がいるという話もチラッと聞きました。
気になります…。

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