DRM?デジタル著作権の話ではありません
2011年2月24日(木)DRMというマーケティングの手法がありますが、ご存じですか?
ここで言うDRMというのはDigital Rights Management(デジタル著作権管理)...ではなくて、Direct Responce Marketing(ダイレクトレスポンスマーケティング)の略です。
ダイレクトマーケティング(DM)とどう違うの?と思われたかもしれません。しかしレスポンスという1単語が入るか入らないかで広告の手法としては大きな違いがあるんです。
ダイレクトマーケティングとは、いわゆる One to One的なもの。私が説明するよりも、wikiから転用します。
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ダイレクトマーケティング(direct marketing)とは、マーケティング概念およびその活動の一つ。この「ダイレクトマーケティング」を世界で初めて提唱したのは、レスター・ワンダーマンである。
マスメディアを使用したコミュニケーション施策に代表されるマスマーケティングと対になる概念。例えば、100人のターゲットに対して一種類のマーケティング活動を行うマスマーケティングに対して、ダイレクトマーケティングでは100人のターゲットに対して100種類のマーケティング活動を行う。
一般的にダイレクトマーケティングが盛んな業種には、通信販売、クレジットカード業、美容院などが挙げられる。
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というものですが、平たく言えばダイレクトメールやカタログで販売する手法ですね。
一方、ダイレクトレスポンスマーケティングとツールこそハガキ、封書、FAX等と同じようなものを使いますが、手法が異なります。単純に「セールですよ」「キャンペーンですよ」とお知らせするだけでなく、いかに「レスポンス」(=アクション)を起こさせるかに重きを置いた手法です。
つまり「A」という商品のキャンペーンをハガキでお知らせするにしても…
●「A」という商品はどれだけあなたの悩みを解消するものであるか
●「A」という商品がいかに優れているものであるか
●それを実証する証拠がこれだけありますよと提示
●そしてキャンペーンだから今買うとどれだけお得であるか
ということを十分に説明し、
●今すぐアクション(購買・申し込み・資料請求)してください!
という流れを設計して行うものです。
わかりやすい例で言えば、健康食品やダイエット食品のチラシなどがありますね。
「そうそう、そういうのあるある」と思われましたか?
でも「ちょっと胡散臭い感じがするんだよな」とも思われませんでしたか?
そうですね、確かにそういう類のものも多数あります。しかしそれはあなたがその商品を熱望するほどの「悩み」を抱えていないからだとも言えます。あなたが胡散臭いと思う広告が一向に無くならないのは、その広告を見て
「これが私が求めていたものなの!」と思い、購入する人がいるからです。
メジャーなところで言えば「や●や」さんとかそうですね。スマートにまとまっていますから、胡散臭くありませんが、あれもダイレクトレスポンスマーケティングの手法ですね。
一時期、この手法が爆発的に蔓延したので、今はあまり露骨なやり方はしなくなりましたが、きちんとメッセージが届けば確実に効果が出る手法です。またお客さまに自社の良さをきちんと理解いただくことで、価格競争やライバルとの競合からも解放されていきます。
「最近、広告の効果がないな〜」とお悩みなら、一度ダイレクトレスポンスマーケティングを学ばれることをお勧めします。
Tags: DRM, ダイレクトレスポンスマーケティング