ある時、iPhone4をいじっていたらな〜んか内部から
「カサカサ…カサカサ…」と異物の音が。
どうも小さな固い物が動いている様子。
そこでiPhoneを手にとってよく見てみると、背面カメラのレンズカバーが割れていました。
多分、このカバーの破片が内部でカサカサいっているものと思われました。

iPhone4の背面カメラカバーが破損しました
レンズカバーが割れていてもカメラは使えないことはないのですが、万が一カメラのレンズまで壊れてしまったらどうしようもないので修理することに。
しかしここで問題が…。アップルに修理を依頼したらこの手の修理は保証期間内であっても20,000円くらい〜それ以上という法外な料金がかかるようなのです。ガ〜ン(汗
そこでインターネットで修理屋さんを検索。するといくつも見つかりました。料金も数千円でできそうだったのですが、近場の修理屋さんを探すことができません。
遠方のショップに発送修理を依頼したら少なくとも1週間程度は手元になくなります。そこまでiPhoneに依存しているわけでもないし、電話もかけないので問題ないのですが、外出先でメールチェックを随時できる便利さには替えられず、自分で修理できないものかと画策。
多くのApple製品よろしく、Appleが許諾していないところをユーザーが勝手に開けたりすると保証が受けられなくなることはiPhoneも同様ですが、世の中には結構自分で開腹している御仁も多いようでいろいろ情報を収集して部品を購入しました。
iPhone4のねじは星形の穴があいているタイプで、しかもそのサイズが極小。いろいろ調べると下手な品質のドライバを使うとねじ穴をなめてしまうようで、ドライバ選びに最も気を遣いました。で、購入したのがこれ。
で、同じ店でレンズカバー部品も同時購入。
インターネットでいろいろ見ていたら皆さんピンセット使ったりと繊細な作業をしているようですが、面倒くさいのでパス。(笑
で、ドライバー1本で作業に臨みます。

左から、専用ドライバ、レンズカバー部品、iPhone

細心の注意でねじをはずします

ねじ山をなめることなく、無事にねじが外れました

開腹されたiPhone4。この程度なら近い将来のバッテリー交換もすぐにできそう。

カメラカバー部品を交換します。固定には接着剤が必要で、手元にボンド系のものがなかったので木工ボンドを使用(笑

レンズカバー取り付け完了しました
ねじ山をなめて復旧できないことが一番の心配だったのですが、どこかで書かれていた「押す力8割、回す力2割」でやるとうまくいきました。
Appleに修理依頼すると20,000円オーバーする修理ですが、今回は
・ドライバ 480円
・レンズカバー部品 320円
・作業費 0円
合計 800円
リーズナブルな修理となり満足。
選ぶ道具を間違わずに、細心の注意で作業すればそんなに難しくありませんので、修理にお悩みの方はDIYしてみてはいかがでしょう?
ただし直らなくても自己責任となりますので、慎重に。
この記事を参考にされて壊れてしまっても当方は一切責任を持ちません。