先ほど由紀さおりがスゴイという中途半端な記事を昨日アップしましたが、さらにスゴイネタがありましたので興奮気味にレポート。(といいつつ実は冷静)
昨日は急遽夕方から制作会社のF君と鳥栖まで仕事で行っていました。道中、彼とはなにか面白いことできんやろか的な話を色々していたわけですが、その中には音楽ネタもあり、先ほどの由紀さおりの話、オノ・ヨーコの話、昭和歌謡の話、演歌の話などで盛り上がりました。そういったなかでアイドルの話も出ました。
私が「ご当地アイドルやりたい」「プロデュースはできないけどプロデューサー役を俺にやらせろ」「アイドルは青少年保護条例を鑑みて19歳以上限定」などなど笑いながら話していたところ、F君が突然言い出しました。
「Perfumeっているじゃないですか、あれって僕が先に考えてやろうとしていたんですよね。先にやられて悔しい」
唐突な話題に「?」な私はどういうことかと聞いてみました。
すると彼は宅録で地道に楽曲をつくっていて、アイドル的なボーカリストをずっと探しているということを言い出したのです。知り合いの伝(つて)で女子を捜して録音したこともあるとか。どんな歌か分かりませんが、F君の顔を見ればどういう楽曲か想像つきます。多分変態的な楽曲のはずです。
なので私は「やっぱアイドルは歌唱力よりもルックスやろ」などと一蹴すると、今度は自分のバンドの曲をiTunes Music Storeで売っているとのたまうではありませんか。
おいおい、そこまでやっているのか?ではキミはどこかの事務所に所属する立派なアーティストではないか。それなのにキミはどうして夕方の4時にいきなり電話で「これから鳥栖まで行くぞ」と一方的に通告されて、無理矢理時間外労働を強いられるほど私にこき使われているのだ??と激しく詰問しようかと思いましたが、彼の瞳には「どうだ!すごいだろ」と言わんばかりのお星様が輝いていたので
「へ〜、なんていう名前?」と聞くと
「ピンクコメッツという名前で売っています」ときっぱり言うではありませんか。普段から彼の虚言癖には辟易していたのですが、虚言癖もここまで来るとすごいなと思いつつ
「ふ〜ん、すごいね。で、売れているの?」と聞くと
「売れてないですね」とニヒルな笑みを浮かべながらこれまた自信たっぷりに言います。さすが変態、自信のもちかたも常軌を逸したレベル。
つっこんでしまった以上、これは自分の責任と半ば諦め、もうちょっとつきやってやるかとiPhoneを取り出して検索してみようと思いましたが、あいにく私は運転中。残念ながらそれ以上彼の虚言癖をツッコムのはやめました。
で、翌日の朝。いやな胸騒ぎがしてパソコンからiTunes MusicStoreを検索してみました。結果は…
やっぱりありません。
「ほらみろ、やっぱり脳内デビューだったか」と心の内で呟きましたが、どうもいや〜な胸騒ぎがして脂汗がにじみでてくるような不快な感じがするのです。これはF君の変態脳波が俺の精神を破壊し始めているのに違いない。
ちくしょう、こんなことなら昨晩、妄想を話すのはよせとはっきり言ってやればよかった。なにがピンクコメッツだ。ブルーコメッツのパクリか。やれやれ。と思いながら私の指はGoogleの検索窓に無意識のうちに「ピンクコメッツ」と打ち込んでいました。

...出た(汗
しかもいろいろ見てくと…
アルバムもあった。

アルバム「ルート35」のジャケ写
う〜ん...これ以上コメントすると私の精神衛生上よくないので、みなさん「ピンクコメッツ」で検索して勝手にいろいろ見てやってください。
でもすごいぞF君、メジャーデビューする際のマネジメントは私がやりますのでよろしく。
※ F君の描写には私の主観が多分に含まれております。本当は他人の精神を破壊するほどの変態ではないかもしれません。ひょっとしたら私の理解を超えるくらいものすごい人であるために、私が誤った描写をしているかも知れません。いや、本当はそうなのかも知れません。由紀さおりさんのように日本人のあずかり知らないところで(例えば中東のお金持ちが集う秘密の地下クラブのようなところ)で大ブレイク中なのかも知れません。しかし私の耳にはそのような情報は一切入ってきておりませんので、悪しからずご了承ください。