第4講 広告代理店との付き合い

第3講まで、急ぎ足で広告についての考え方をお知らせしてきました。

また広告代理店は「こんなことを考えながら仕事をしています」ということもお知らせしてきました。

では実際に広告代理店と取引をする場合には
どんなことを気をつけたらいいのかを書いてみます。

これまで書いてきたことと重複する部分もありますが
再確認するという意味でお読みください。

基本的に企画をする会社です


広告代理店は基本的に「広告の企画を売る」会社です。

テレビコマーシャルを制作するからといってテレビカメラを持っているわけではありません。
折込チラシを制作するからといって事務所にオフセット印刷機があるわけでもありません。
看板を制作するからといって看板資材に囲まれて仕事しているわけでもありません。
ホームページを制作するからといって大きなサーバコンピュータがあるわけでもありません。

「企画」が最初にあって、そこからさまざまな成果物を納品します。

「企画」や「アイデア」の部分に魅力を感じていただけなければ
広告代理店に広告を依頼するメリットはありません。


基本的に素直じゃない会社です


広告代理店はお客様のビジネスの成功を第一に考える会社です。

明らかにおかしいと思うことがあれば遠慮なく意見します。
ビジネスの方向性として間違っていると思う仕事はお引き受けできません。

そのかわり代替案を考えます。
予算がなければ予算内で効果を出せるようなアイデアを出します。

「言ったことを黙ってやってもらえればいい」という場合は
広告代理店に仕事を依頼するメリットはありません。


そういった広告代理店の特性(弊社だけ?)を踏まえて
お仕事を依頼されたらきっといい結果が出るはずです。


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